転職を意識することは自分を強くする - 【転職体験談&仕事観】技術士・建設コンサルタントから異業種へ   

転職を意識することは自分を強くする

【良い条件なら再転職も考える】

 体験談で述べましたが、私は30代半ばで建設コンサルタント会社から異業種へと転職しました。転職して良かったかと聞かれると、どちらかというと良かったと思っています。したがって現在は強い転職願望を持っているわけではありません。

 でも、再転職を全く考えていないかというと、そうではなく、条件の良い転職の誘いがあれば考えたいと思っています。今の私にとって良い条件とは、残業が少なく、給料が多い、かつプレッシャーが少ない仕事です。
 そんな転職先、見つかるかどうかは別として。。。それでも私は、再転職を頭の片隅に置いています。

【転職を意識することは自分を強くする】

 転職を考える人は、自分を高く売るために、常にスキルアップが必要になります。スキルアップを続けることは、結果として今の会社にとっても良い成果に繋がるし、またつらい人間関係をクリアしていくためにも力になります。
 「いつでも転職してやる」という気持ちを持つことで、スキルアップを図れると同時に、強気で会社と向き合うことが出来るようになります。その結果、転職の必要がなくなった、ということもあるかもしれませんが、それは結果的に好転しているので好ましいことです。

 転職と聞くと、仕事に対して後ろ向きに感じるところもありますが、捉え方によっては、自分を強くするためのエネルギー源にもなり得るということです。

 ただし、ここで気を付けなければならないことは、「今の会社で嫌なことがあれば、いつでも転職すればいい」と、軽い気持ちで転職を捉えていると、仕事が中途半端になりかねません。もし、今の会社でキャリアアップし昇進したいと思うならば、転職など考えずキャリアアップに繋がる行動に集中して取組むべきだと思います。

 転職とは、自分の状態を良くするための手段であり、それを常に意識することで、普段から自分に磨きをかけることになります。転職に向けて準備をしておくことで、仕事上のメンタル的なストレスに対しても負けない自分を作り上げることに繋がります。

【転職先の見極めは慎重に】

 もし、本当に転職を実行したいと考える状態に至ったら、その時は冷静かつ慎重な見極めが必要になります。信用できるのは、自分と家族のみです。転職にはメリットもありますが、必ずデメリット(リスク)がついて回ります。
 メリットとデメリットから総合的に判断して転職を実行するか否かを決定することになります。
そのためには、多くの情報を収集し、真実を見極める目を養うことが重要です。

 私の場合は、転職先の会社に知人がいたことから、会社の状況を色々と教えてもらって判断することができましたが、それでも、いざ決断するまでには、色々な会社の情報を集めて、納得したうえで決断しました。

【情報収集の手段】

 情報収集の手段としては、転職支援サイトからの情報、ネット上のブログのほか、社外に勤める同業者などに相談しました。間違っても、社内の人間に相談してはいけません。噂は必ず広まります。
 転職活動を行っていることが会社に知られることは、あってはならないことです。確実に転職を実行するならまだいいですが、ぎりぎりの段階で思いとどまることも十分にあり得ます。
 もし、会社に転職活動がばれてしまうと、会社にとどまった時に非常に気まずい状態になります。

 したがって、相談するなら社外の信用できる人。また、専門の転職支援サイトのアドバイザーも安全です。
 転職を支援しているサイトはたくさんあります。テレビでもよく宣伝しています。無料で登録でき、多くの情報を与えてくれて、秘密も保持してくれます。
 自分にとって人生を左右する決断を要することになるので、あらゆる手段を使って最適な道を見つけなければなりません。

 私自身、いくつかの転職サイトに登録したくさんの情報を集め、知りたいことを知ったつもりでいましたが、そこまでやっていても、実際に入社してみると自分が思っていたものとは異なる状況が多々あります。それらが転職のデメリットであり、誰もがもつ転職のリスクです。

 少しでもリスクを減らし、納得して転職を決意できるよう、多くの人の体験談を参考にすることも効果的だと思います。今は、インターネットに多くの体験談ブログが掲載されています。あくまでも、ネット上の世界であり、情報として扱う場合は自己責任になりますが、情報源としては有効だと思います。その点、転職サイトの場合は担当のアドバイザーが直接対応してくれて、ネットに公開していない情報も提供してくれるので信頼度は高いです。

 最終的な判断は自分が下すことになります。多くの情報を得て、納得のいく転職先を見つけていただきたいと思います。あさりオヤジの関連記事も参考にして頂けたら幸いです。
[あさりオヤジ]


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