仕事内容が不満で転職したいときに考えること

　私が転職したのは、仕事内容が関係しています。
　私は、前職は建設コンサルタント技術者だったのですが、自分が思い描く技術者像にたどり着けないと悩んでいたときに、たまたまそれを満たす仕事との出会いがあり転職を決意しました。(詳しくは転職体験談をみてください)

　その結果、自分が悩んでいた弱点は満たされたと感じていますが、仕事内容について別の悩みを抱えることになりました。幸い、今すぐ辞めたくなるほどの悩みには至っておらず、またその他の面で良いところもあることから、今は転職は考えていません。しかし、場合によってはこの先転職もあり得ると考えています。

　つまり、どんな仕事にもいい面と悪い面があり、これが転職に付きまとうリスクです。仕事内容が嫌になって会社を辞める場合には、そのリスクを受け止める覚悟が必要です。

　私自身、仕事内容が原因で転職したようなものなので、他人に対してやめておけとは言いません。ただ、入社（転職）してみないと見えてこない仕事の辛さというものが必ず存在するので、それを理解しておく必要があります。特に、異業種への転職や、規模が異なる会社への転職などは、元の会社と社風が大きく異なることが考えられます。

　そのような異業種への転職を行うことになったなら、リスク少しでも低減するために以下の点に注意していただきたいです。

• なるべく転職先の内情を知ってから転職を決意すること
• 転職の付加価値を得ること

　主目的の仕事内容の改善は果たせるものとして、それ以外にも付加価値（メリット）が得られれば、総合的にみて転職して良かったと思えるはずです。デメリットを十分に想定し、それを上回るメリットを見つけ、後悔しない転職先を見つけていただきたいです。

[あさりオヤジ]

◆他の記事へは、【　目　次　】からどうぞ！